緑が目にまぶしい5月、陽気に誘われて、西国街道を西へ行く。駆るは、時速20kmのペタリングに残りの青春をかけてみようか、と思わせてくれるロードバイクである。

P5120397 (640x491).jpg大山崎町は、北は天王山、南は三川合流の淀川に挟まれた土地である。京都盆地が上半身、大阪平野を下半身とするならば、まさにキュっと締まった腰のクビレにあたる。

緑の屏風を背にして、そこに建つのはサントリー大山崎蒸留所だ。日本ウイスキー発祥の地として有名。この地域のランドマークである。

母の日に

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IMGP9837 (640x424).jpgは55歳でこの世を去った。癌だった。かすれた声で「ごめんね」と最期に言った。あれからもう20年だ。


ensokaiIMGP9878.jpg学2年になる竹輪娘は吹奏楽部に入っている。楽器はホルンだ。その活動たるや、まあ活発である。土日であろうが、祭日であろうが、練習に出かけて行く。何よりも、クラブ活動が先に立つようだ。小学生の頃にはなかった真剣さだ。
IMGP9816 (640x424).jpg金週間である。"黄金爆弾"と名が付いたあの人気バンドのお兄ちゃん達は多忙で休みなんか無いだろうが、私は連休である。曲がりなりにも、おやじ自転車ブロガーを標榜するからには、100キロ超えぐらいのロングライドをスパッとこなして記事にしたいものである。

桃色月間である。"桃色"なんていうと、色ボケしたおやじか、と思われるかも知れないが、そうではない。それじゃ、おやじのくせに"桃色詰草Z"のファンで、そのキャンペーンなのか、と言われても、それも違う。桃色月間とは、欧州は、かのブーツ型半島国家で行われる一大行事の期間をさす。
DSC00554w.jpgそと」が開通した。「にそと」とは京都第二外環状道路の略称である。構想から実に四半世紀、反対運動や難題を乗り越えての完成だ。これにより京都縦貫道の沓掛ICと名神高速の大山崎ICが結ばれた。それでどうなるのか。長らく離れ小島だった京都縦貫道が関西の大動脈に組み込まれたのだ。

二花物語

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IMGP9764 (640x411).jpg急の長岡天神駅の西側の丘陵地には長岡天満宮がある。その境内へと続く参道脇に水を湛えるのは、八条ヶ池である。

4月初旬、ライトに照らされた満開のソメイヨシノが池の水面に映し出されていた。寒さに堪えての 夜歩きだが、十分にお釣りがくる。この季節の見せ物としては一級品だ。風も穏やかな春の夜、美しい桜は音も立てずに咲いていた。

洛羊会

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kasturagawa_hazakura01.jpgも散った4月のとある土曜日。中学校の同窓会があった。卒業から実に34年である。流れた時間を思うと、軽い目まいがしそうだ。集まった美男美女たちは、今年50の齢を数える。

話は尽きない。多感だった思春期の思い出、これまで生きた人生、家族や子供の事、出逢い、別れ、みんな半世紀分の蓄積がある。人生の機微を知る年代となった友との時間は宝石だ。それぞれ、居場所こそ違えど、確実に同じ時代を生きたのだ。
ログの最後の更新は2011年の晩秋だった。しばらく休んで、気が向いたらまた書き出そうと思っていたら、月日が流れるのは速い。いつのまにやら1年4ヶ月も経っていた。

嵐山を散歩する記事で止まった日記は、同じく 嵐山を徘徊する記事で再開する。錆ついた季節の歯車はグルグルと540度も回って、紅葉から桜である。そしてRPGゲームよろしく、今回も同伴者というか保護者付きだ。桜の花も好きだが、桜エビの天ぷらなんかは大好物だというインチキ風水師こと家人である。

arashiyama 054.jpg11月下旬、土曜日。臨時列車から駅に降り立つと、乾いた晩秋の風が頬をなでた。インチキ風水師を連れて散策に訪れたのは紅葉のクライマックスが近づく嵐山である。京都の自転車乗りは自転車道の起点として認識する嵐山だが、紅葉シーズンともなれば、まずもって観光客の一番のターゲットとなる。

人波に押されて改札を抜けると駅前の広場には大勢の人がいた。見るに聞くに、国籍はいろいろである。日本人をはじめ、韓国人、中国人、中央アジア風の佇まいはイラン人かパキスタン人だろうか、欧米人もいる。ちょっとした人種のルツボである。原発事故以降、相当に減ったらしい外国人客も今は戻りつつあるように見える。
kakibatake047.jpgって季節はもう晩秋である。稲が刈り取られた田圃の向こうでは、焼かれた籾殻が季節のノロシを上げている。鼻先に届いた煙の匂いは、苦がくて目にしみるが、どこか懐かしい。

急峻な西山を切り開いて「にそと」の工事が進む大原野だが、高速道路の橋脚は日に日に増殖している。その真下で今年も柿が実りの季節を迎えている。

2013年5月

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